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2019年7月9日火曜日

3年ぶりのロンドン クラシックカーとの出会い

さらっと走ってくるクラシックカー







アッパースローターの村でも、クルマを止めてのんびり散歩。
一軒一軒の家がおとぎ話か絵葉書に出てくるような家ばかり。
行き止まりの路地にもちょっと入ってみて街並みを楽しんでいると、
後ろからクルマのエンジン音が近づいてくる。
なんだか僕のスーパーセブンのような懐かしい感じ。
そのクルマが横を通り過ぎると、博物館から出てきたようなクラシックカーだ。


見てみたい病が発症!


確かこの先は行き止まりのはず。
そう思い出すと取り敢えずそのクルマが走っていった方へ行ってみると、
程なくクルマがガレージに滑り込んでいるでっかいお家を発見。
まだおじさんがクルマから降りてきたばかりなので声を掛けてみた。
”すみませ~ん、そのクルマ見せてもらえませんか?”
おじさんは一瞬 はぁ~? って顔してたけど、良いよって招き入れてくれた。
なんて心の広い人だ。


緊張をおさえながら


初対面だし突然のお願いなんで、僕がクルマ好きってことをまずアピールしなきゃ。
まずジャガーであることは大体判るんだけど、これはタイプE?それともFかな?って聞くと、これはタイプCだって教えてくれた。聞いたことは有るけど見るのは初めて。
ボディーもピカピカやし見たこと無いクルマだけに興味津々。
エンジン見せてもらってもいい?ってお願いしてボンネットも開けてもらうと、
これもまたピカピカのエンジンが載っている。うちのセブンと大違いだ。






なんと! 売りたいらしい


ついない英語でいろいろ教えてもらったり、
僕も日本でヨーロッパ車のメンテナンスガレージをやっていることを話した。
するとおじさんが、”このクルマ売りたいんだ”って言い出す。
二度見じゃないけど一応聞き直したらそうだって言う。
僕の中で、ジャガーのレプリカで900万円は買う人いないなって思ったからそれ以上は
突っ込んで聞かなかったけど、おじさんから名刺をもらい自己紹介を交わして別れた。


おじさんの名前はクリストファーさん。(名刺にはクリスと書いてある)
日本に帰ってきてきてからお礼のメールを送って、もう少し詳しく聞いてみた。
クリスさんから何点かの写真ももらって詳細も教えてもらった。







また仕事の意欲が沸いてきた

よし、次はこのクルマを買う人を日本で探そう。

そうすれば、
店長がまたイギリスへ行ける。(笑)

興味がある人はぜひウェブサイトの 中古車ページ を見てください。
売値はクリスさんがいう値段そのままで載せてます。
心配な国内での新規登録もまず大丈夫です。最強自動車へお任せください。


2019年7月5日金曜日

3年ぶりのロンドン バカンスのはじまり


仕事も終わって一息つこう



クルマの手配は終わったところで、すぐに帰る奴はおらん。
もちろん僕もそう。


さてどこに行こうか? 

以前にMarcosを買いに来た時にいった
Redline Sports Cars を改めて訪ねてみようと思った。
確かストラスアポン・エイボンだったはずで、
めちゃめちゃいい感じの田舎だったな~。
調べてみるとオーナーのJeramyさんは3年前に癌でお亡くなりになっていた。


じゃ行き先をかえてみよう

でもやっぱり違う田舎へ行ってみたくなった。
有名なのはピーターラビットで有名な湖水地方だけどちょっと遠い。

ならコッヅウォルズならロンドンからでも3~4時間ほどらしい。
コーチバス(高速バス)や鉄道でもいけるから便利かと思ったけど、
業者さんが言うには、コッズウォルズ地方に入るとバスも電車もなかなか無くて不便だぞ。出来ればレンタカーを借りるのが一番いいって。






またいつものレンタカー

もう海外旅行に国際免許証を持っていくのは当たり前になっている。
近くのレンタカー屋で、オペルのコンパクトカーをネットで予約。
受け取りに行ってみると、店員さんがトランスミッションはどっちがいい?って聞いてくる。マニュアル車で予約してたけど、どっちでも良いよっていったらAT車のMINIになった。
実質的なグレードアップだ。

レンタカーを借りるときのコツが判ってきたので皆さんにアドバイス。
クルマを選んでオプションのナビゲーションを付けると、アップグレードされることが多い。
オーストラリアでもニュージーランドでもそうだった。
オーストリア(ヨーロッパのほうね)では15ユーロプラス/1週間で、でかいクルマにしてもらった。


まず最初の地点

モーターウェイを3時間ほど走って、最初の観光ポイントはストーンヘッジに来た。



通り道って事もあって寄ってみたけど、俺には今ひとつなびく物は無かった。
詳しく聞きたい人はコメントください。



いよいよ本命へ

さらにコッズウォルズ地方へ入ると綺麗な丘陵地帯で、運転しているだけでもワクワクしてくる。さらに小さな村は、絵葉書に出てくるような街角だ。





これぞまさに ”ザ・ヨーロッパ” って感じとちゃいますか?




夏のヨーロッパは気持ちいい

村から村へ、
いつかは走ってみたかったイギリスのカントリーロード。
緩やかな丘がつづく一面の牧草地には、たくさんの羊や牛がのんびりしている。
クーラーなんて要らない。窓を全開にして草の香りを楽しんだ。
BMWになったとはいえ、かつて僕がローバーでセールスマンだった頃に憧れていたMINIでカントリーロードのドライブ。
運転中に聞いていたお気に入りの音楽と、
周りの景色が一体になって、僕の記憶に焼きつく夢のような時間だった。




偶然の出会いで友達になった

最後に寄った村は、アッパー・スローター。
ここでクラシックカーに乗ったおじさんと友達になる。

つづきは後ほど。




3年ぶりのロンドン 買い付け現場


到着後は

ロンドンへ到着し、現地の輸出業者と合流。
BBQパーティーで夕食をご馳走になったあと、
女子サッカー 日本 対 オランダ をTV観戦。
けど俺サッカーはぜんぜん知らんし、時差ぼけ対策で24時間くらい寝てないから、
何度も寝落ちしそうになりながら盛り上がるふりをする。(笑)




いよいよ中古車屋へ

次の日は朝から中古車屋へ行く。
着いたお店には、ピックアップトラックがズラ~って並んでる。
店員のお兄ちゃんたちは見た目中東系の人たちみたいで
フレンドリーな感じ。


クルマ見せてねっていって鍵を預かり、
姑のように隅々までチェック。






車体の錆も無くインテリアのコンディションも上々です。
日本風の点数をつけるならば、5点にちかい4.5点ものといった感じ。
試運転が出来るか聞いてみたけど、イギリス発行の免許証出なければ
保険が効かないからって言うことで、運転してもらいながら助手席でチェック。


OK!問題なし

クルマは心配ない、じゃ次は契約だけど輸出業者が一応値切ってくれた。
けどヨーロッパの人は関西人のように値引きには応じてくれる気配なし。
衛星放送でやってるようなカー番組みたいに、値切りまくるのは見たこと無いわ。

英語を教えてもらってるドイツ人の先生もそう言ってる。
気分を害されても困るからさらっと流す。

支払いで


国際送金が間に合わないのがわかっていたので、

(イメージです)

無駄を承知で関空の両替所で15,000ポンドの両替を実行。
イギリスポンドの小額紙幣でおおよそ1,000枚の現金を持って販売店で支払おうとするものの、スタッフは顔を見合わせて、『Cash? Oh~!』って軽くウケた。




イギリスでは現金を持ってクルマを買いに来る人は、

怪しい人かクレージーだけみたいで、俺も同類に見られてた。
偽札も多いので、みんな揃って現金を持って近くの銀行へ入金に行くことに。
銀行でちゃんとチェックされて口座へ入金されると一安心。



あとは輸出業者さんと打ち合わせ。
輸送方法、海上保険、残金支払いの方法などを詰めて
契約書を交わせば仕事は終了。



仕事も終わったし、
じゃ、遊びに行くか!!



3年ぶりのロンドン 乗り継ぎ失敗?


旅好き店長


最強自動車のお客さんならみなご存知だと思いますが、
店長は無類の海外旅行好き。
何度か工場に電話しても出ない時は、だいたい海外へ行ってます。


今回の旅はビジネストリップでクルマの買い付けです。
以前も行ったイギリスですが、またまたご縁があり出かけてきました。
目的のクルマはまさかの『NISSAN』。
でも最強自動車が出かけるぐらいですから、
もちろん海外専用モデルの『Navara』




中古車を探してみよう

このクルマは、オーストラリアやニュージーランドではよく見ていました。
最初にお客さんから問い合わせがあったときは、オーストラリアで売っている中古車を輸入してほしいと言われましたが、これが日本国内で登録できず不可能なんです。
ぼくもニュージーランドから中古キャンピングカーを買い付けできないか散々調べたから、知ってるんです。


ならイギリスに売ってるNavaraを買ってくればいいやんって話しなって、中古車サイトを探してみると結構ある。
さらにいまイギリスはEUから抜けるって言って暴れてるので、イギリスポンドが下落してて、まさに今がお買い得。


見積もりをしてみると、現地で売ってる車体価格にプラスして140万円くらいの費用で日本で走ることが出来るとご案内してみると、購入決定とご連絡いただきました。


つまり、
店長がまたイギリスへ行ける訳です。
(笑)


急いで移動だ

そうと決まれば、まず中古車屋にアポイントメントを取ったのが金曜日。
いくつか進行中の作業をとっと済ませてお客さんへ返却できたのが月曜日。
日本出発が火曜日でその日のうちにロンドンへ到着の予定。




なにもかもが忙しかったし、中古車屋は『来て貰っても売れてたらごめんね』って感じやから、出来るだけ早く行きたかったんです。


本来なら関西国際空港からロンドンまでの直行便で行きたいところですが、
なにせチケットが高い。現実的な価格で一番早くいけるオランダ乗り継ぎ便で行くことにしたけど、乗り継ぎ時間を超~短縮したキチキチスケジュールを発動。

アムステルダム空港で乗り換え時間が 50分!!
かなり無理があるのは承知だけど、念ため航空会社へ問い合わせて、
乗り継ぎ失敗したら無料で振り替えするから大丈夫って言われて
このスケジュールで決定。


11時間半のフライトでだんだんアムステルダムが近づいてきたけど、
到着がちょっとづつ遅れてます。
座席モニターで乗り継ぎの段取りを確認してその時を待ちますが、
着陸したのが乗り継ぎ40分前・・・・。(アカンのちゃうの?)




そそくさと飛行機を降りて乗り継ぎゲートに急ぐことに。
他にも同じ乗り継ぎ便らしき人はすでに小走りしてる。
保安検査場を潜り抜けて、搭乗口へ着くころには機内案内が既に始まってました。(汗)


なんとか成功

機内に滑り込んでも飛行機は少し遅れているとアナウンスされている。
早口の英語は最初から聞ける気がしないので何となくしか聞かなかったけど、
どうやら荷物の積み込みが遅れていると言っている。
心の中で、『おれの荷物も積み込まれてますように。』ってお願いしといた。


ロンドンについて

やっとロンドンに着きました。
税関で多額の現金持ち込みの申請をすることを考えながら、
預け入れ荷物が出てくるのを待つけどコンベアーには出てこない。
15分くらい待ったけどもうアカンわ・・・。
ほかにも4~5人が同じようにうなだれてる。



ロストバゲッジカウンターで申請用紙に荷物の送り先書いて、
翌日にはホテルに届くことを期待して空港を後にした。
この時、カバンの写真を撮っておいたのが少し役立った。


幸いにもというか、荷物が無くなるかもしれない前提で飛行機に乗ってるから、
多額の現金や診断機のコンピューターなどは機内持ち込みで無事。
もうそれ以上は無くても良いわって思ってた。
やっぱり40分で荷物の積み替えなんて、できる訳ないわなぁ~。



買い付け編へつづく

2019年3月2日土曜日

謎が解けました!

久しぶりに、ドイツのベンツ博物館に来ました。

前回は展示場のオジさんに、『日本人はなんでクジラを取るのか?』って聞かれて困ったけど、
〔経緯はコチラを観て〕
今回は自力で読み解きました。



いきなりマニアックな写真ですけど、
ここにドグミッションがあり2速構造であることがわかりました。
さらに変速ショックは、革ベルトを使うことでうまく滑らして逃していると思われます。
この写真は世界初の4輪自動車ですが、この前に作られている3輪車ではまた1速しかなく、走ることだけでセイッパイだったんでしょうね。

整備学校の学生時に、構造をよく観察しなさいって教えられた事が生きました。
このセクションはみんな軽くスルーするとこですが、
僕にとっては堪らんくらい興味が掻き立てられる車なんです。

さてもう一周してきます。