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2013年8月7日水曜日

夏期休暇のお知らせ

いつも最強自動車をご贔屓いただいている皆さま
また、いつも気にかけていただいている皆さまへ


今月は下記日程にて臨時休店いたします。




8月11日(日曜日) ~ 8月22日(火曜日)

8月24日(土曜日)

8月30日(金曜日) ~ 8月31日(土曜日)



営業日程が短くて、タイムリーな対応ができないこともありますが
ご了承ください。




欧州最強自動車
店主

2013年6月21日金曜日

搭載のインジェクションはこちら

CORVETTEに取り付けたインジェクションキットは
点火系統パーツで有名な、アメリカ製の MSD ATIMIC

http://www.atomicefi.com/

ホーリーのキャブを外してそのまま付くから、ワイヤーの取りましはそのままでOK。
燃料ポンプを交換しなくてはならんので、こちらは少々やっかいでしたが
なんとかクリア。

ちゃんとA/Fも完備していて、燃調はコンピューター自ら学習しながら合わせこんでくれるようです。
ある意味フルコンに近い機械なので、コマンダーも標準装備。



アメ車の雰囲気もよく保たれていて、エアクリーナーをつけると
ホーリーキャブそのものです。

いや~、ようできてるわ~。



1971年製ビンテージカーにECU搭載

半年ぶりの更新
毎日が戦争のように追われる忙しさで大変です。

たまにはブログネタを・・・

1971年製造の CHEVROLET CORVETTE 通称スティングレーってモデル。
お客さんでとってもマニアな方がおられて、ちょいちょいやってきます。
今回はなんと キャブを外してインジェクション化です。

昨年の夏に、謎のエンスト修理を苦労の末に完了したのですが、
今回の作業で、その苦労もあっさり消えてなくなります。
5週間ほどかかりましたが、やっとめどが立って来ました。
その動画がこちら。




あともう少しセッティングを詰めてお渡し予定です。

たまにはコアなコンピューター仕事も楽しいもんです。


2013年2月28日木曜日

今度こそ!


さてチンクの対策ですが、

ピストンの焼き付きは、シリンダーの問題だとにらんでいます。
届いた新品シリンダーを、まずはピストンクリアランスを測定。


ピストンピン方向  5/100ミリ
上直角方向     11/100ミリ


すでに大きな違いです。(笑)
ドンマイ、ま~それもいいでしょう。


そして今回特に注目したのが、  『ホーニング』
シリンダー壁にオイル溜まりを作るために、こまかな傷をかける処理で、
焼き付き防止と摩擦低減のために施しているのですが、
新品シリンダーのホーニング目はなんか変。
いままで見たこと無い仕上げです。


やっぱりチャンとしとかんとアカン。
いつもの加工屋へ送り込み、ホーニングを依頼。
で、仕上がったのがこちら。




『プラトーホーニング』って言われてる処理で、
いまでは市販車でも取り入れてるクルマがありますが、
一昔前までレースカーにしかやってなかったやつです。




それからオーバーヒート対策
大阪のチンク屋さんで教えてもらった大容量ファン。




奥のノーマルに比べて、羽がハミってます。
(この程度で変わるんやろか?)
ま~一応ということで・・・。


もうエンジンも組み上がりましたので、
ささっと積んでテスト走行に行きましょう。

2013年2月18日月曜日

エンジンオーバーホールの 『修行』

チンクのエンジン、

ファイナルアンサーから検討した後、
またもやNewsリンダーとピストンを投入することにしました。


交換してエンジンをかけると・・・・・・







































































直ってます♪


念入りな試運転を済ませて、
更に念入りに全開走行テストを敢行!!

うちのスタッフが仕事を終わってから阪奈道路に出かけてくれました。

『しっかりシバイテ来てや』

とのオーダー通り、大阪方面へ向けて全開走行するも、
途中でエンスト。
ま~ここまでは想定内です。
けどどうしても再始動できずに、レッカーで帰還。



翌朝エンジンをかけると、
なんと元通りにカタカタいってます。

ガッカリするやら、呆れるやら、複雑な心境・・・。



しょげてても仕方ないから、またエンジン降ろして分解開始。



今度はしっかり焼き付いていました。
けど片方だけです。これまた謎やわ~。

どうせ焼きつくなら2ついっぺんに焼き付きそうなもんやけど、
なんでやろ?


今度はオーバーヒート対策をしてから、Newピストンを投入することにします。

2013年2月14日木曜日

水平対向祭り

ここ最近、空冷水平対向エンジンが流行ってます♪



ポルシェ2台・フォルクスワーゲンTypeⅢと3台まとめて入庫中。



さらに2台のポルシェは、どちらもオルタネーター取り出し中で
同じような作業も重なるもんです。





TypeⅢはキャブ調整
このエンジン、左右にキャブが分かれているんで同調作業が必要です。






入庫したときはあんまり調子よくなかったので、キャブ調整をするんですが、
ここだけ見てもダメなんだな~。
タペット調整とプラグの点検とか、そのほかエンジン全般を点検してから
とりかからないとドツボにはまります。





肝はこいつ。
この角度が左右で狂ってると空気の吸い込みにばらつきが出て、
バタバタエンジンになってします。

久しぶりに頑張ってみました。

2013年1月30日水曜日

ガラガラヘビの解体ショー

今月初めに ダッジ・バイパーのライトニング号が帰ってきています。
今度の作業は、ヘッドガスケットの交換。
さらっと書いてますが、10気筒エンジンの分解はけっこう重い作業です。

さてさて、
2日前にアメリカから部品が届いたところで、いよいよ解体開始!
すでにエンジンオイルがコーヒー牛乳になってたので覚悟はしてましたが、
タペットカバーを開けてびっくり!!





エンジンの中がチョコレート工場になってます。

さらにカバーの裏側は・・・





なんか洋菓子が焼きあがったような、美味しそう感があります。
こんなにヨダレの出そうなエンジンは初めてやわ~♪


サクサク洗って、サクサク組立出来ればいいんだけど
明日もがんばります。