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2015年4月6日月曜日

エアコン修理の季節がやってきました

ここのところ、すっかり暖かくなってきて、時々汗ばむことがあるくらいになってきました。
さ~、そろそろエアコン修理の季節がやって来たということですね。(^^ゞ

ちなみにうちの代車のオペル君も、本日エアコン修理しました。
永らくコンプレッサーからのガス漏れがあるのは解っていたけど、
いま国内でオペルの部品を買うと、とっても高いのよ。(涙)

取引先の電装屋さんから新しい部品カタログを送ってきてくれた中に、
なんとお手頃なコンプレッサーがありました。
早速取り寄せて代車の出撃先から帰還を待って、作業にかかりました。


交換自体は2時間ほどで完了。
仕上げにガスチャージですが、

当店で稼働しているチャージ機を紹介しましょう♪





青い箱の機械へ車両に入っているエアコンガスをいったん回収して、
ガスをクリーニングしてから元のクルマへ入れなおしてくれます。

なにが良いかって?

ガスを補充する時に10g単位で正確に計量してチャージしてくれるので、
空っぽからガス入れをするときは、入れ過ぎやガス不足が無くなりました。

それまでは、200gの缶から直接注入してたから、メーカー指定がちょうど200g単位なら間違いないけど、そうじゃない場合は50gくらいの誤差が出てたと思う。


それにもっと便利なのが、

継ぎ足し補充の時にも威力を発揮!!

継ぎ足し補充の時も、今までのような補充は止めました。
いったんガスを回収しながら全部抜き取って、車両のエアコンガスを空っぽの状態から入れなおしてくれるので、継ぎ足し補充も正確にやってくれます。
さらにガスを濾過、水分除去してくれるので、配管に付いているドライヤー(ろ過器)の寿命も
伸びんるんじゃないかな?
いままでは、ガスメーターや診断テスターの画面を見ながら、さらに配管の温度を測って見極めていたけど、こっちのほうが正確です。

ガス漏れって、なにがアカンの?


これを使うようになってから解ったことが、大概の車は多かれ少なかれガスが抜けているということ。その原因の要素で大きいのが、ガスホースです。

エアコン修理で入ってくるクルマを調べてきた結果、ガスホースからのガス滲みが一番多くて、
つぎにコンプレッサーからの漏れ。
10年落ちくらいのクルマは、ほとんど漏れがあります。

ホース屋さんに聞いてみると、何層かになっているホースの一番内側のゴム膜が角質化してもろくなり、そこからガスが漏れだすらしい。けれどもタイヤのパンクほどじゃないから、何ヶ月とか何シーズンにわたって徐々に漏れてしまいます。
よくある蛍光剤いりガスをいれても、オイルまで漏れてこないからこれも役立ちません。

ほんま厄介です。

いままでの修理を振り返れば、『あ~、あれはきっとホースがアカンかたんやわ・・・・。』って
思う節が何台かあります。
創意工夫と設備投資で、もっともっと勉強していきます。


これからの季節、どんどんガス漏れ・ガス不足が発覚してきます!(笑)
点検、修理はお気軽に相談ください。(^^)v


http://web1.kcn.jp/saikyou-auto/maintenance/Maintenanceaircondition.html