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2012年6月20日水曜日

タイヤの足跡が見れた

先日、工場に一晩止めていたクルマをリフトアップした時、興味深い物を発見!




ベンツのリヤタイヤに、床のペンキが付いているのですが
しかし、それはまさにタイヤが接地している足跡です。

タイヤメーカーの実験場にはガラスの床があって、その上をクルマで走って下から高速度カメラで撮影しているらしいですが、それに近い状態を目撃できたわけです。



クルマに興味のない人は、

『最強の奴、とうとう頭がイカレたんじゃね~か?』

って思われるのでしょうけど、ホイルアライメントを調整する人にはとても貴重なショットです。


写真のタイヤの場合、タイヤの傾きが 『八』 になっていて、内側の方が接地面積が大きくなっています。もちろん走行中もこの状態が基本で回転しているわけで、外側よりも内側の方が接地している時間が長い。つまり単純な理論ではタイヤが内側だけ片減りするわけです。


しかしベンツの偉いところは、車がカーブを曲がる時に接地面が逆に外側のほうが広くなるのを見越しているので、単純には片減りしないわけです。




ぼくがホイルアライメントを調整するときは、この具合をメッチャ気にしています。
車によっても接地面の変化は様々なので、結局のところしばらく走ってきてタイヤの温度を測るんです。










タイヤに突き刺して内部の温度を測るセンサーで、
お世話になったレースガレージの社長からの頂きものです。
つまり、レースカーでも同じ事をやってるんです。

べつに街乗り車は早く走ると言うよりも、タイヤを長持ちさせる意味合いの方が強いけど、
アライメントの判定から空気圧の適性まで、この温度計でかなりのことが判ります。


今日はうちの 『測り自慢』 ということでした。

2012年6月15日金曜日

最強自動車 内燃機部

最強自動車が楽しめる作業。

    ”降ろすの スキッ・スキッ♪”

        ”開けるの スキッ・スキッ♪”

そう、エンジンばらしがやってきました。


以前にアップしていた FIAT500 チンクチェント です。
このエンジンは、空冷2気筒なので、
まるでパンツを脱ぐように降ろせます。(笑)

オーナーさんは気の毒ですが、エンジンが焼き付いているようです。
覚悟を決めて、『エイッ、ヤ~』 って分解してみると、けっこう重症です。



さてさて、部品の捜索と加工屋さんとの ”密談” が始まります。


『早く直して早く返す』


今日も一日、ばんがりましょ~。


日本の夏・エアコンの夏!

もうジワジワァ~と暑くなって来ましてね。
そろそろ盛り上がってくるのがエアコン修理。
先日も一発、バァ~ンとやりました。



ベンツC200コンプレッサー (W203)
このクルマの先天性エアコン病があり、室内ユニットがカタカタ鳴きよります。
エアコンも冷えるしエンジンかけた直後だけのことなんで、放っといてもいいような気がするけど、

『やって!』

って言われたら断る理由はありません。



で、豪快にいってみました。(ハァハァ)




ベンツは、設計が良すぎて(?)、ネジを極限まで減らしてくれるから分解しにくいことこの上なし。
いちどやったら構造が理解できるけど、ディーラーじゃないから次やるときは忘れてしまう。


ダッシュ総バラシして交換する部品がこれ。


(爪が黒くて失礼!)


ギヤが割れよる。
ベンツのプラスチックギアは、他にもパワーシートのギアもよう割れよる。
設計がええのにもうちょっとええ材料使えよ・・・。


念のためギヤは総交換しても部品代は8,000円ほど。このために工賃が15万円かかります。

これでバッチリ仕上がったクルマはひとしお。
オーナーさんよりも修理した本人の方が気分よくなっしまします。(笑)


2012年6月9日土曜日

BMW専用テスター OPPS

長いことかかっていましたが、やっとBMW専用テスターのセットアップが終わりました。


けれど、作動を確認するためのBMWが1台も入っていません。(泣)
BMWなみなさん、ご入庫お待ちしております。

2012年6月8日金曜日

クラシックカーブーム到来?

修理にやって来るクルマは、なんだか流行りがあるみたい。
『シルバー自動車』 の次に来た波は 『クラッシクカー』 だ。




手前はアルファロメオ・ジュリア
右手奥はおなじみチェンクェチェント。そうルパン号だ。
そういえば手前のスーパーセブンもよくルパン号と言われるな~。

モンキーパンチ先生、こんな具合でいかがでしょうか?

2012年6月2日土曜日

仕事中なう。

工場 相変わらずの雷雨。
BGM Alice Nine・虹の雪



さっき部品届いたので、BMWの部品交換なう。



ただ、この姿みると、吸い込まれてそうに見えるのは私だけでしょうかww




それだけです。

以上!!

看板コンビのいたずら。

工場 雷雨
BGM 雨の音。



そう。

雷雨です。

きっと、こいつらが連れてきたに違いないっ(`・∀・´)



うちの看板コンビ。

風神雷神。 笑



実は、雷神の雷伝(太鼓)はスピードメーターです。


となれば。

風神さんの方のあのマントみたいなやつ。



なんだか分かります??

車のフロント部分みたいになってるんです!!

俗に言う、『顔』ですな。



知ってたあなたは通ですな。(*`・∀・´*)ヽ



それだけ。




個人的に雨の日は嫌いなので、早く雨やんで欲しいです。

あ、雷は好きです!!


以上!!


とある工場のトライアンフ。

いつもの工場 曇り。
BGMはなんもなし。 笑

どうも、目の前にある扇風機がこっち向いて回ってるせいで若干ドライアイ気味な萩野です (´。μ。`)

いきなりですが、いまうちにあるトライアンフの中身です。


てへぺろ(*・ω・*)



余談ですが、ここでの修理はこれで終わりです(*`・ω・´*)ゞ


そんなお話。

以上!!

変なラベル。

工場 曇り。
BGM ジブリジャズ・となりのトトロ。

うちの工具箱は、こうやって一目見てどこに何が入ってるか分かるように一個々々の棚にラベルを貼っているのだけれども。


一個だけ変な棚があるんだよね。 笑

ほら。






信じるか信じないかはあなた次第です。 笑



以上!!!


何気、いろんな車がいっぱいあるんです。 笑


プジョー206 エンジンからの異音

PEUGEOT 206 S16

エンジンからカチカチともパタパタとも聞こえる音が鳴るのでご入庫。
いろいろ原因を探しましたが、やっとのことで 『犯人』 を見つけました。




エキゾーストマニホールドが二重構造になっているのですが、
内側パイプの溶接が割れていて、モナカの中に排気漏れしてパタパタ & カチカチと騒いでいました。修理するにも溶接しにくとこなんでヤフオクで中古を探すも、S16のマニはさすがに無し。
仕方ないから溶接攻撃!



母材が煤けてるのとトーチが邪魔でビートが見えないので、超ヤッツケ作業になってしもた。
とてもモザイク無しでお見せできません。(汗)


これで難航した修理も出来上がりだ!