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2014年8月16日土曜日

リフレッシュ工事は順調です!!

この夏季休暇の間、ずっと工場のリフォームにかかりっきりです。
努力の甲斐あってやっとペンキの塗替えが終わりました。



ところどころ、下地処理が甘くてペンキが浮いているところがありますが、
まぁ素人が頑張ったわりにはいいほうだと言い聞かせています。

あと2日で機材を元通りに搬入がんばります。

18日からは通常通りの営業にもどり、
皆様のご来店お待ちしています。

2014年7月6日日曜日

久しぶりのガチレース

この週末は、鈴鹿サーキットに来ています。
そう、時々引き受けてるレースメカの仕事です。

今回はスズカクラブマンレースの耐久イベントで、
何年ぶりかのガチレース。

担当する車両は、ウエストレーシング製のVITAというモデルで
エンジンはヴィッツRSの物をそのまま使ってますが、
シャーシはフォーミュラカーです。





昨日の走行では思うようにセッティングが決まらないえうに
エンジントラブルまで出てしまって困ったよ。
レースカーの修理は診断機も使えへんし、作業後のテスト走行もできへんから、
全て走行セッション中に対処しなけりゃならんから大変だ。


さぁ今日は決勝レース
頑張りましょう

2014年7月4日金曜日

セレスピードの警告灯

セレスピードの警告灯がついて、ピーピー鳴くから見てくださいとのご依頼。


状況は走行中にメーターパネルのマルチ画面に、セレスピードエラーの表示が出たが、
とりあえず走れる。けれども、ミッションが抜けたり、入りにくかったりするとのこと。


はは~ん、
これ何度か修理したことがあるパターンです。


まず、セレオイルの量を点検すると、タンクの中は空っぽに見えます。
車体の下には、オイルの噴きこぼれが・・・。


これは、アキュームレーターのパンクに間違いなし。
シトロエンの修理をやってきたことが役立ちます。 (^^ゞ


アキュームレーターの構造はこの通り。

(Wikipediaさんよりお借りしました)




油圧回路の中に圧力を貯めるタンクのことを、アキュームレーターと呼んでいます。
セレスピードの作動も、油圧で頑張ってギアチェンジやクラッチミートをしてくれるのですが、
ポンプから瞬間的に大きな圧力を送ることができないので、予め回路の中に
貯めておくのです。


問題は、中に入っている風船(プラダ膜)がパンクして、超高圧ガスが油圧回路の中に
吹き出してしまうのです。そうなると一気にオイルが押し出されて、タンクから噴きこぼれます。


そして圧力を貯めておくこともできなくなり、ポンプが回りっぱなしになるから
故障警告灯が点きます。



アキュームレーターを取り出してみました。




壊れているアキュームレーターは
差し込んだ棒が、中まで沈んています。





新品は棒が付きだしたままで、
中のプラダ膜が膨らんでいる証拠です



これを交換すれば、一件落着。
しか~し、ディーラーさんではアキュームレーターだけの部品供給がなく
油圧ユニットまるごと交換で、25万円ほどになります。

当店ならアキュームレーターのみの交換で、約5万円ほどで済みます。





2014年6月10日火曜日

W221 窓が動かず

W221のパワーウィンドウが動かない修理が入りました。

幸い(!)閉まったままだったので良かったのですが、
開きっぱなしなら目も当てられません。


さっそくテスターで診断するも
しかし 『故障なし』 です。

パラメーターをチェクして作動状況をみてみると、
ボタンを押した時はちゃんと認識されています。
となると、モーターかドアモジュールじゃない?


ドアのトリムを外してモジュールチェック





問題の ヤツ は黒い箱




モーターにつながるカプラーを外して、電圧チェック。
本来なら、6Vのパルス信号があるはずが、まったくなし。
モーターも調べてみたけど、ステップモーターのため単純な点検では
動かせません。


これはドアモジュールが、かなり怪し~い。
結構な値段なので、気軽に交換できないが、
オーナーさんに了解を得て交換しました。





無事、
作動。(感涙)






以前もW220で、 『ドアミラーのランプ球切れ』 の警告が出て
原因を追求するとドアモジュールの故障ってことがありました。

ベンツのテスターは、とても高精度で故障箇所を特定してくれますが、
さすがにモジュール本体の故障は診断しきれないようです。

2014年5月28日水曜日

派手な修理ですが・・・

久しぶりに派手な修理をやってます。


ロータスエリーゼ フェイズ1

エンジンが熱くなってくるとクラッチの切れが悪くなるんです。
足掛け2年くらいいろんな原因を考えて対策してきましたが、
もう外からできることは全部やりました。


で、仕方ないのでクラッチディクスのチェックのため入庫
ミッションを取り外すのですが、なにせ狭い。

ロータスって、昔のヨーロッパでもセブンでも
なんでもわざと整備しにくく作ってあると思う。
もうチャップマンのいじめか呪いだよ、ホンマ。


だから、

これが




こうなる






それでもミッションは外し辛かったよ。(汗)

いよいよクラッチにたどり着いたところで、




なにか壊れてるわけでもない。


いや、どっかにチャップマンの罠があるはず。

派手にばらして、地道に点検。





2014年3月27日木曜日

船のエンジンを見てきた  その2

船の機関室には、航行用エンジンの他にいろんな物がいっぱいあります。



発電機ももちろんエンジン。
この船は発電用に5基あるそうで、機関室には4基ありました。
案内してもらった方が聞いたとうう話では、
このエンジンは戦車に使うものと同じらしいです。
これひとつでもクルマではありえないサイズ。


メインエンジンのオイルフィルターが床の上にあった。
これも洋酒の酒樽サイズで、遠心分離機の構造らしく、こちらがメイン。
サブにもう少し小型なものがあった。


さらにエンジンのオイルポンプがあるのですが、メイン用はエンジンにくっついていて
逆回転に対応した切り替え機能付き。
そして整備用に独立したオイルポンプもありました。
なんでもコンロッドなどの点検時に、エンジンを止めた状態で
潤滑状態を点検するために使うポンプとのこと。


エンジンはターボチャージャー付きで、タービンのでっかいこと。
ハウジングの直径はおおよそ2メーターくらいあって、
海水で冷やすインタークーラーも備え付け。




写真で紹介したかっったのですが、国家機密に触れてしまうと
ご迷惑をかけるので撮影していません。



海上自衛隊の基地では、一般公開もされているところもあります。
興味のある方はお出かけされてみてはいかがですか。

http://www.mod.go.jp/msdf/kure/info/facilities/index.html





2014年3月26日水曜日

船のエンジンを見てきた

先日、海上自衛隊へ見学に行く機会があり、機関室を見学させてもらいました。

あまり詳しいことを書くのは控えますが、その船は最近ニュース映像にも
頻繁に露出していた船舶で、乗組員の方に特別に案内してもらうとことが出来ました。





まず上官の方にご挨拶を済ませて、機関士士官の方に案内してもらい、
甲板を何層も下って行くのですが、階段がまるでハシゴみたいで
問題があるお宅の階段みたいです。(爆)


機関室に入るとものすごい騒音が鳴ってるけど、まだ発電用にエンジンが動いてるだけで、
メインエンジンは動いてません。
お目当てのエンジンはまるで 『観光バスサイズ』 で、3フロアにを突き抜けてます。



聞いた限りのスペック

気筒数     V型16気筒 OHV
排気量     不明 (笑)
馬力      11,000馬力程度
種類      ディーゼル
燃料      軽油

これが2基あり、それぞれのスクリュウを回しているそうです。



特質する機能は、逆転運転ができること。
エンジンの真ん中辺りにB4サイズくらいの窓がずらっと並んでいて、
丸太みたいなカムシャフトとプッシュロッドが見えるのですが、カム山が正転用と逆転用があって
船舶板VTECってかんじ。逆転する時は、カムシャフトをスライドさせてカムを切り替えるそうです。


エンジンを始動させるには、スターターモーターなんて有りません。
エンジン横にでっかい圧縮空気のタンクがあって、直接シリンダーへ送り込んで
クランクを回すそうです。

けれどクルマのように即エンジン始動は出来ないらしく、オイルと冷却水をボイラーで温めて、
さらにクランクシャフトを回す巨大モーターで各部へオイルを行き渡らせてから
火入れするとのこと。 フォーミュラ・ニッポンのレースカーと同じです。




ここで、以前に聞いた都市伝説を訊ねてみました。

① 巨大船舶エンジンには、クランクケースに 『クランク室』と書かれた扉があり、
  中には通路があるらしい。

② 航海中にエンジンがトラブルと、1気筒を止めて整備することができる。



①は ガセ
  けれどクランクケースには点検用の蓋が気筒分の数があって、
 人が入ることはできるらしいです。

②は ホント 
 といっても、簡単な整備なら個別のシリンダーに付いてる燃料ポンプの作動を止めて
 整備するとのことですが、ピストンなんかの整備はもちろん無理。



まだまだネタは尽きないので、つづきを楽しみに。




2014年3月13日木曜日

指が治って来ました

先月に結構な切り傷をやらかした怪我が、やっと治ってきました。
昨日に病院で抜糸処置をしてもらったのですが・・・


先生  具合はどうや?
僕   もう痛みもありません。


先生  そうか、そしたら抜糸しょうか
僕   はい、おねがいします。


(糸を切る時にちょっとチクチクしながら、ガマン。)

先生  かさぶためくるで。下にバイ菌が残らへんようにな。

(ピンセットで傷跡のかさぶたと、周りに固くなった皮をめくりだす)



僕 & 看護婦さん    傷口をガン見!
先生             さらに攻める


先生   痛かったらゆうてや・・・ (目が合う)

僕    緊張ですでに 汗ダク (苦笑)



先生  んっ! もう止めとくわ (笑)  

一同   大笑い


こんなやりとりがありながら、抜糸完了。

まだ傷の周りがしっかり再生してないから、ちょっとピリピリするけど
かなり普段の生活に戻ってきました。


長らくお待たせしているお客さま、
これからペースアップして遅れを取り戻します~。

2014年1月20日月曜日

極寒に耐えながら作業開始

年明けからめっきり冬らしい寒さになってますね。
以前のブログでも書いてますが、当工場の事務所スペースは
作業場の一角にあるので、寒さ厚さはダイレクトです。
なので冬になると困るのがFAX機なんですよ。

写真を見てくださ。





うちは夜の残業は極力やらない主義なので、
代わりに朝早くから作業をはじめるようにしてますが、
これくらい寒とFAX機がダウンして印刷はおろか、
送信までできなくなっちゃうんで困ります。


せやけど、作業場に雪が吹きこむよりマシとして
温もるまで待ちますわ。