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2017年10月16日月曜日

アウディーの総本山へ参拝

先月の臨時休業でドイツへ行ってきました様子をご紹介。
『海外出張してきます』なんて言って休んでましたが、
ま~半分仕事、半分観光ってところです。

昨年と一昨年に続き、
今年も自動車メーカーの本社にある博物館の見学を楽しみにしてました。
まず最初はAUDI。



ベンツやBMWなんかに比べるとマイナーなスポットですが、行ってみると結構立派な所です。ドイツ南部のインゴルシュタットにありますが、正確にはノルドインゴルシュタット。(北インゴルシュタット町ってところでしょうか)
電車を降りると、構内にいっぱい有る線路には出来たてのAUDIが積み込まれためっちゃ長~い貨物列車もいます。
駅を降りると、路線バスの行き先表示にも 『AUDI FORUM』ってバスが走ってます。
いよいよ来ましたよ~って感じがします。



荷物を宿において、バスに揺られること20分、途中の道路名が書かれた看板に、
ETTINGERって書かれています。
どうも無関係ではなさそうな気がします。(知らんけど)

そして着いたのがここ。


やはり他社ドイツ大手よりはこじんまりとしていますが、
入場料がたったの2ユーロとお安いです。
館内は歴代の名車がいっぱい展示されていますが、ちょうどローターリーエンジンがテーマの特別展示があり、なんとコスモスポーツもあるではないですか!
なぜAUDIがロータリーエンジンなのか?って思う方に、簡単にご説明。

AUDIとは、ドイツ国内にあった4メーカーが合体してできたメーカーで、エンブレムの4リングもこれを意味してます。そのうちの一つ、NSUがローターリーエンジンの基本原理を考案したメーカーなのです。そのNSUが発売した最初のモデルがこれ、NSUスパイダー。


この展示案内板を読むと当時の苦労が伺えます。
なんでも、初期のローターリーエンジンはやはり耐久性がなく、よく壊れたそうです。
しかしNSUは顧客を見捨てること無く、エンジン交換をたくさんしました。って書いてます。う~ん、ご苦労様です。
そののち日本のマツダがこの特許を買い取って、耐久性を改善するためにすごい研究開発をしたのはご存知の通り。
メカニックとしては、サービスの末端がエンジン交換で苦労するのでなく、上流の開発の人がしっかり苦労してもらいたいものです。


さて特別展示も見終えて常設階へ行くと、クラシックなレーサーがいくつもあります。



なかでも驚くべきエンジンを積んだモデルが有り、
排気管がいっぱい有るレーサーもあります。


これ片側から8本の排気管があり、左右で16本!
そう16気筒エンジンが積まれています。アメ車の倍です。(笑)


てな感じで、メカニカルな好奇心でお腹いっぱいにしてもらって、
お昼ごはんを食べにいきましょう。


お決まりのビールとカレーソーセージ。
気持ちもお腹もいっぱいになってきました。

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