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2012年12月12日水曜日

ファイナルアンサー!!

苦闘を続けている毎日に、とうとう一筋の光が差し込みました。(大袈裟)
エンジンのカタカタ音の原因は、おそらくピストンに有るようです。


今日は、ピストンクリアランスの測定にとりかかりました。
なぜ今まで測定していなかったのかというと、

1・ピストン&シリンダーは新品を組み込んだ。
2・クランクシャフトやシリンダーヘッドの点検では、シリンダーを抜くことがなかった。
  (途中、シリンダーを抜くとこも何度かあったのですが、ピストンを外すまでには
   至らなかった。)

この経緯が悔やまれます。

で・・・、いったいなんぼ程アカンねん?
写真をご覧ください。





メモリの 『0』の位置がピストンの直径で、
針が指しているのがシリンダーの内径です。



つまり、0.2㍉もピストンがちっちゃい!!

普通は、0.03㍉とか単位が一桁ちがう単位で管理してんのに、
なんやねんこのええかげんさは!


夏に組み立てたときは、測ったのか測ってないのか忘れてしまったので、
いまさらどうやったか分からへん。
でも最初に組み立てたときは音せんかったのに・・・。



いろんなアドバイスを頂いたみさなま、ありがとうございます。
これからどうするか思案に更けます・・・。




2012年12月6日木曜日

さらに苦労は続く

その後の調べで、コンロッドのサイズ違いを疑ってみました。

もともと、焼きついた時の修理時にコンロッドが歪んでいたので
1本だけ新品と交換しています。もしや長さが違うのか?





クランクシャフトにくっついたままやとフラフラ動くし、
思い切って取り出しても軸間距離は組み立てた状態でしか測れへし・・・。
重量合わせはしているものの、肉厚や形も微妙に違うので測定方法に思案しました。


いろいろ試してみた結果、この方法が一番ええやろうと事で測定です。




測定ブロックをクランクケースに載せて、ピストンピンとのすき間を測ってみると、
15/100ミリ 違いがあります。
う~ん、何から何まで寸法が揃っていません。


クランクシャフトを研磨修正したときは、振れ幅を1/100㍉以下の精度までこだわったんですけど、
そんなことはもうどうでも良くなってきた  (-"-)


ひとまず、加工屋のおっちゃんに相談しよ。

手がかかりがつかめました

悪戦苦闘のチンク、
やっと異音の手がかりがつかめました。

ピストンのあたまにうっすらと干渉の跡が有るのはわかっていましたが、
すき間を直接測る方法を編み出しました。


シリンダーヘッドを外して、代わりにスペーサーを噛ましまくって
シリンダーを締め付けてみると、なんと 0.5ミリ も飛びだしているじゃないですか!!







更に同じシリンダーでも左右でピストンの飛び出しが微妙に違います!
つまりシリンダーが傾いてっるてことか?




まさかとは思ってましたけど、やっぱりですわぁ~。
けどなんで最初に組み立てて時はぶつかってなかったんやろ?
それが不思議でならん。


ベーススペーサーを作りなおしたら解決できるけど、
またピストンがせり出してくる可能性もあるし、もうちょっと原因をしらべとかんとな~。